「鴛鴦(OSHI-DORI)」第1章第5話「三つの依頼」の解説

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今回は第1章第5話・三つの依頼~おしどり夫婦の本当の想い「鴛」の巻~です。

「鴛鴦」という文字は、「鴛」がオス、「鴦」がメスのおしどりを指しており、今回は「鴛」ですから、中川義正さんの本当の想いということですね。

では、最初に第4話のあらすじを紹介します。

青芝優也は、O社の中川達子社長から連絡を受け、一人で会いに行きます。

そして、実は達子は、夫の義正と離婚したいと思っているが、母の犬飼貞子が中川家からの遺産相続に期待しているので、離婚を言い出せずに悩んでいるということを知ります。

そして優也は、その問題を解決する一番の方法は、O社の経営が改善されて、中川家からの遺産をアテにしなくてもよくなることであるとの共通認識を作ることに成功し、後継者候補の犬飼道夫と話をしたいと言います。

今度は、緑野真凛にO社の中川義正社長から連絡が入ります。

初めての面談の際に、真凛から名刺を受け取った義正は、真凛が実は司法書士であるということを知って連絡してきたとのことでしたが、真凛は義正が最初の印象とは違って普通の感じの男性であることに驚きます。

義正は「依頼は三つある」と言い、最初の依頼は亡母の相続登記ということです。

しかし、真凛が聞いている話では、義正の父の清之助は既に認知症で寝たきりらしいので、相続登記の手続きはできない筈なのですが。

義正の話によると、清之助が認知症で寝たきりということにしているのは、遺産を狙っている犬飼家を警戒してのウソであるとのことで、これまで信頼できる専門家を探していたとのことです。

そして、実は清之助には義正以外に認知している子が二人ほどおり、そしてその一人とは関係が悪いらしいという事実を告げられます。

清之助の相続人が増えることで、犬飼家の思惑は外れることになり、また相続で揉め事が発生する可能性が高まったことに真凛は気付きます。

こうして真凛は、清之助が暮らしているという伊香保温泉の施設に向かうことになりますが、確か義正は「依頼は三つ」と言っていたのに、聞いている依頼は二つしかないことが気になっています。

第5話では、仮面夫婦の「鴛」こと中川義正さんの想いが明らかになりました。

義正は、妻や義母の前では「頼りない婿殿」を演じていただけで、実際には父の相続のことも含めて、いろいろと考えていたということらしいですね。

そして、父の普段の行状は分からないから、会って話を聴いてきて欲しいとのことなのですが。

中川清之助の正体が分かってきて、このドラマは、ますます混迷の様相を呈してきました。

実際に、中小企業の経営現場では、こう言った話は少なくないのです。

しかし、79歳の清之助の最後の認知子が現在17歳とは、これはかなり凄い話ではありますね。

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次回予告です。

また難しい相続の話が出てきましたので、次回は「おまけ:マリンの部屋にようこそ!その3~難しいお話、真凛が解説します~」ということで、話と話の間の企画として、真凛が専門用語や法律の話などを解説するコーナーとなります。

ここでは第5話で出てきた認知と相続に関するポイントを説明します。

お楽しみに!!

 

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