鴛鴦(えんおう)“OSHI-DORI”第3章を、1月12日から連載開始することになりました!

その代わり、これまで掲載していた第1章と第2章は、紙書籍として発売される関係で、ブログからは削除しましたので、第3章の予告を兼ねて、以下にダイジェスト版を出しておきます。

この物語は、群馬県を舞台に、開業したばかりの若手司法書士・緑野真凛と、同じく中小企業診断士・青芝優也の“OSHI-DORIコンビ”が、地元の中小企業からの依頼を、法律や数字を振り回したり、代理で処理してしまうのではなく、人の心を動かすことで、当事者主体の自発的な解決を目指すという内容になっています。

第1章“株式会社おしどり運送の巻”では、夫婦が一緒に出資して共同代表を務めているという、一見して仲の良さそうな会社に潜む法的リスクや経営的問題点が、二人が関わることで明確になってきます。

また認知した子や内縁配偶者といった、財産に関する法律が絡むデリケートな問題についても、争いを起こすことなく円満に解決したり、問題が次世代に続いてしまわないための予防策などを登場させています。

第2章“株式会社鴛鴦閣月影旅館の巻”では、バブル時代に不良債権として機械的に倒産処理されてしまった温泉旅館の復活を目指す会社とその家族が登場し、家族間での意見の相違や諍いなどの場面も出てきます。

ここでもやはり、二人が周辺の人たちの心を動かすことによって、親愛信託はもちろん、“イスラム金融”などの先進的な仕組みなども紹介され、関係者全員にとって最も納得でき、かつ誰もが笑顔になれるような解決策を編み出します。

物語は難しい法律や会社経営の話以外に、若い主人公二人の個人的な心の動きや淡い恋愛感情なども描かれており、これは第3章以降も続くことになっています。

第3章は、二人の出会いから1年後くらいの設定になっていますが、鴛鴦の物語は永遠に2019年より先には進みませんので、現在とは違って、誰一人マスクなどはしていない平和な世界です。

それでは、第3章以降での、緑野真凛と青芝優也の活躍に期待してくださいね。

※緑野真凛です!もうすぐ会えるから、これ食べて待っててね!!