「鴛鴦(OSHI-DORI)」第1章第1話「プロローグ」の解説
動画は下記「河合保弘YouTubeチャンネル」にアップしています。
チャンネル登録していただければ嬉しいです。
https://www.youtube.com/channel/UCXTxHaB_KcuxrCacEeoGfJA
今回は第1章第1話・プロローグ~二人の出会いと「おしどり運送」~です。
この作品は第1章が23話、第2章が22話まであり、その間に「おまけ:マリンの部屋にようこそ!」というのが20回あって、合計65回も続きますので、気長にお付き合いください。
まず登場人物の紹介ですが、最初に主人公二人を紹介し、以後は登場人物が新たに出てくる度に追加してゆくことにします。
緑野真凛26歳、この物語の主人公です。
群馬県高崎市生まれの高崎市育ち、生粋の「上州っ子」です。
大学在学中に司法書士試験に合格、卒業後は司法書士事務所に勤めていましたが、所長と揉めて退職、今では独立開業しています。
でもまだ実力が足りないことを自覚しており、専門家の全国組織「わ・か・ばグループ」に所属して勉強中といった感じです。
なお、この物語の設定は、この世の中にコロナもマスクの洪水も何もなく、平和で楽しかった2019年であり、劇中で何年経過しようと、今後も永遠に鴛鴦の世界は2019年のままとなりますので、ご了承ください。
青芝優也29歳、もう一人の主人公です。
高崎市の隣にある群馬県前橋市出身で、東京の大学卒業後は前橋に戻り、地元の信用金庫に勤めていましたが、リストラされて中小企業診断士事務所を開設しました。
真凛とは、東京で開催された異業種交流会で知り合ったようです。
最初のシーン、真凛と優也は、群馬県安中市にある妙義湖という湖で、一緒に鴛鴦(おしどり)を見ています。
優也の方は「初デート」と思っているみたいですが、真凛はそうでもないみたいです。
優也は、真凛に知識を自慢したかったのか、「鴛鴦」の漢字の説明をした後、仕事の話をします。
地元の商工会議所から、株式会社おしどり運送という会社の経営指導を依頼されたということです。
おしどり運送は、夫婦二人が代表取締役で、優也が以前勤めていた信用金庫の融資先であったため、経営が傾きつつあることを知っています。
そして、相続の問題が絡んでいるらしいので、司法書士である真凛の力を借りたいと優也は言いました。
でも、自分が頼りなく思われては困るので、真凛には司法書士の身分を隠して「優也の秘書」ということで同行して欲しいと頼みます。
今回のお話はこれで終わりで、個人的には何の進展もなく妙義湖を後にする二人でした。
第1話で、二人の経歴や真凛の性格などを分かっていただいたと思います。
次回以降の二人の活躍にご期待ください。
妙義湖は、かつては鴛鴦飛来の地として広く知られた名勝だったのですが、今ではすっかり寂れてしまっているらしいです。
ご意見、ご質問、オンライン限定ではありますが業務や講演のご依頼など、お気軽にお寄せください。
次回予告です。
第1章第2話、二人は株式会社おしどり運送に向かいます。
さて、経営者一家はどんな人たちなんでしょうか?
お楽しみに!!
毎週火曜日と金曜日の18時から1時間、無料ZOOMセミナーを開催しており、どなたでも参加できますので、Facebookのメッセンジャー若しくは下記アドレスまでお申し込みください。
参加のためのURLやレジュメ類をお送りします。
それでは、よろしくお願い申し上げます。